開館15周年記念 フェリシアン・ロップス展 彼は新しい戦慄を呼び醒ました

会  期
2002年6月1日(土)ー7月21日(日)
休 館 日
月曜日
入 館 料
一般700(500)円、大高生350(250)円、中小生100(80)円
( )内は20 名以上の団体割引
兵庫県内の小中学生はココロンカード、クローバーカード呈示にて無料
4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60 歳以上、土日祝65 歳以上)

フライヤー画像:

扇子と操り人形を持った貴婦人

1873年

 


ブルジョワ家庭に育ったロップスは、早くに父親を亡くし、反教義的な若者に成長します。当時の画家としては珍しい、裕福なインテリでした。自ら諷刺雑誌を発行し、版画を制作。パリに出てからは、ボードレールなど著名な文学者たちの挿絵を手がけ、才能を開花させました。
ロップス芸術の神髄は、その反逆精神に裏打ちされたリアリティの追及にあります。「あるがまま」であること、自分にとって「リアル」であることが何よりも重要でした。街なかの生きたモデルを求め、旅しては風景画を多く持ち帰りました。当時の社会の暗部にもメスを入れ、道徳や宗教をふりかざしてはブルジョワたちが偽善的モラルで覆い隠していたエロティックで悪魔的な欲望をえぐり出し、人間本来の自然な姿として人々に突きつけました。それは新しい戦慄を当時の人々の心に呼び醒ましたのです。
 生地ナミュールにあるロップス美術館の全面的な協力を得て、130余点を展覧します。優美で繊細、かつ大胆な芸術表現をご堪能ください。

 

同時開催:常設展I

関連企画

講演会
「ロップスの作品について、その人生と創造の偉大なる瞬間」
講師:ヴェロニク・カルピオー氏(フェリシアン・ロップス美術館研究員)
日時:6月1日(土)午後2時~
場所:美術館1F講座室
*聴講無料、要観覧券

 


主  催
伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団

 

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