笑いの奇才・耳鳥斎! -近世大坂の戯画-

会  期
2005年4月9日(土)ー5月22日(日)
休 館 日
月曜日
入 館 料
一般700(500)円、大高生350(250)円、中小生100(80)円
( )内は20 名以上の団体割引
兵庫県内の小中学生はココロンカード、クローバーカード呈示にて無料
4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60 歳以上、土日祝65 歳以上)

 


時は江戸半ば、場所は商人の町・大坂。京町堀で商いをする傍ら、絵や浄瑠璃を嗜んだマルチタレント耳鳥斎(にちょうさい・俗名:松屋平三郎、生年不詳~享和2/3[1802/3]年)は、とりわけ戯画の世界で異才を放った生粋の浪華っ子です。

京都や江戸に比べ、大坂はアカデミズムとは一線を画す土地柄ですが、商人の町ならではの自由な気風は、狩野派などの職業絵師とは一味違う多彩な画家を輩出しています。与謝蕪村しかり、岡田米山人しかり。

耳鳥斎もまた、大坂的趣味を戯画で表現した、いわば「笑いの奇才」です。芝居絵から風俗画、あるいは版本に至るまで、作品は速筆でありながら当意即妙というべき的確さと「おかしみ」とを合わせ持ち、「世界ハ是レ即チ一ツノ大戯場」と堅苦しい世間を喝破しています。

本展は、代表作《別世界巻》《地獄図巻》や《仮名手本忠臣蔵》などの肉筆画約30点に、『絵本水や空』(えほんみずやそら)『画話耳鳥斎』(えばなしにちょうさい)といった版本約10点を加え、その画業の全貌に迫るものです。また与謝蕪村や上田公長らによる人物戯画、さらには漫画の元祖ともいえる鳥羽絵本をも交え、大坂の戯画の系譜を辿ります。自由な気風を漂わせる耳鳥斎の世界を、どうぞお楽しみください!!

関連企画

第一幕 午後2時
講演会「近世大坂の賑い~芸能と祭礼を中心に~」
日時:2005年4月23日(土)
講師:澤井浩一氏 (大阪歴史博物館学芸員)
会場:美術館1F講座室
*聴講無料/要・当日観覧券(申込不要)

第二幕 午後3時
対談「笑う大坂 耳鳥斎の眼」
日時:2005年4月23日(土)
講師:澤井浩一氏 (同上)× 中谷伸生氏 (関西大学文学部教授・本展監修者)
会場:美術館1F講座室
*聴講無料/要・当日観覧券(申込不要)


主  催
伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団
監  修
中谷伸生 (関西大学文学部教授)

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