小企画展
市制65周年
伊丹モダニズム再発見!

会  期
2005年10月22日(土)ー12月4日(日)
休 館 日
月曜日(祝日にあたるときはその翌日)
入 館 料
一般300(240)円、大高生200(160)円、中小生100(80)円
( )内は20 名以上の団体割引
兵庫県内の小中学生はココロンカード、クローバーカード呈示にて無料
4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60 歳以上、土日祝65 歳以上)


1920(大正9)年7月、阪急電鉄は神戸線と伊丹支線を同時に開通させ、1925(大正14)年に稲野駅西方に稲野住宅地を開発したのを端緒に、本線の神戸線同様、伊丹支線沿線においても積極的に住宅地開発を進めていった。この動きに触発された地主たちも耕地整理組合を結成してその後を追った。それらの結果、いまだ酒蔵が立ち並び、江戸期の面影を色濃く残していた旧伊丹郷町の周辺に、都会勤めのサラリーマンたちが月賦で買える戸建て住宅地が忽然と姿を現したのである。

明治期以降、工業化政策の悪影響により、大阪中心部の居住環境は悪化の一途を辿っており、都市生活者の中にはよりよい生活環境を求めて住まいを郊外に移したいと願う人々が多数いた。一方、産声を上げたばかりの鉄道会社は、乗客を増やし収益の向上を図るため、自線沿線に積極的に住宅地開発を行った。この両者の呼応こそが、近代阪神間の沿線住宅地開発の原動力となり、他の開発主体をも触発してさらなる宅地化を進展させる契機となったのである。この流れを捉え、伊丹町は住宅地開発を後押しし、各種社会基盤を整備するなど、人口増に対応した近代都市伊丹の創造に向けて走り出したのである。

本展は、市制施行65周年を迎えるにあたり、「伊丹モダニズム再発見」と題して、住宅地開発等に端を発した伊丹の近代化の歩みを、建築、美術、ライフスタイルなどの視点から検証するものである。

「モダニズム」~19世紀に欧米で起こった考え方で、伝統的な規範や価値を越えていく営みを表す

 

関連企画

蓄音機による『昭和のモダンを音で聞く。』
日時:10月30日(日) 10:30~11:30、13:00~14:00
場所:美術館1F講座室
*要入館料

 


主  催
伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団

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