明治大阪の錦絵新聞 大衆ジャーナリズムの開花

会  期
2006年11月3日(祝・金)ー 12月17日(日)
前期 11月3日(祝・金)- 11月26日(日)
後期 11月28日(火)- 12月17日(日)
休 館 日
月曜日
入 館 料

 

一般700(500)円、大高生350(250)円、中小生100(80)円※11月3日(文化の日)は開館記念日につき入館無料
( )内は20 名以上の団体割引
兵庫県内の小中学生はココロンカード、クローバーカード呈示にて無料
4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60 歳以上、土日祝65 歳以上)


文明開化で華やぐ明治初期、東京や大阪では多くの新聞が欧米に倣って発刊されました。1874(明治7)年、初めての錦絵新聞「東京日々新聞」が創刊されます。

錦絵新聞は瞬く間に都市を中心に広まり、大阪でも1875 (明治8)年から「大阪錦画新聞」「大阪日々新聞」「錦画百事新聞」などが相次いで刊行され、歌川派の笹木芳瀧や長谷川派の二代貞信ら優れた絵師が描く錦絵によるジャーナリズムが隆盛しました。カメラマンであり時にはレポーターである絵師は、文明開化によって変化していく市民の日常や前時代から伝わる奇談・怪談、あるいは情痴を中心とする男女の振舞いを紙面で取りあげています。しかし、やがて報道性を重視した小新聞と呼ばれるふりがな附きの日刊新聞が台頭し、こうした錦絵新聞は衰退していきます。

大衆ジャーナリズムの一端を担った錦絵新聞は、大阪の新聞文化の黎明期において、ひときわ輝きを放った世俗芸術の ひとつといえるでしょう。本展では、大阪城天守閣所蔵「南木コレクション」を中心に、1875(明治8)年~1885(明治18)年におよぶ大阪の錦絵新聞を展示し、江戸と明治の文化がクロスした大阪のヴィジュアル・ジャーナリズムの世界を紹介します。

*展示作品150余点の内、前期・後期にて約80点を入れ替えます。

関連企画

講演会「錦絵新聞とは何か」
講師:土屋礼子氏(大阪市立大学大学院教授)
日時:2006年11月4日(土)14:00〜
会場: 伊丹市立美術館1F講座室
*聴講無料・要観覧券

諷刺画講座Vol.6「明治のヴィジュアル・ジャーナリズム」
第1回「明治期の京都・大阪の諷刺画、諷刺雑誌」
日時:11月18日(土)  14:00〜
講師:福井純子氏(立命館大学非常勤講師)

第2回「思想としてのビゴー 表現の自由への挑戦」
日時:11月26日(日)  14:00〜
講師:山口順子氏(メディア史研究家)

第3回「大阪パックおよび大阪の諷刺漫画」
日時:12月9日(土)  14:00〜
講師:増田のぞみ氏(京都精華大学国際漫画研究センター研究員)

会場: 各日とも美術館1F講座室
受講料:各日1,000円、3回通し2,500円
講座当日のみ所蔵品展II「ビゴーによる明治の女性たち」、企画展「明治大阪の錦絵新聞」ともに無料でご覧いただけます。

 


主  催
伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団、伊丹市中学校教育研究会美術部会
助  成
財団法人朝日新聞文化財団
特別協力
大阪城天守閣

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