開館20周年記念事業II 外骨ー稀代のジャーナリスト

会  期
2008年1月5日(土)ー2月17日(日)
会  場
伊丹市立美術館・重要文化財旧岡田家住宅 [酒蔵]
休 館 日
月曜日(1/14、2/11は開館し1/15、2/12は休館)
入 館 料
一般700(500)円/大高生350(250)円/中小生100(80)円
( )内は20 名以上の団体割引
兵庫県内の小中学生はココロンカード、クローバーカード呈示にて無料
4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60歳以上、土日祝65 歳以上)


明治34年1月、大阪の出版業界にセンセーションを巻き起こした諷刺雑誌『滑稽新聞』が創刊される。その編集方針は、「威武に屈せず富貴に淫せず、ユスリもせず、ハッタリもせず」。

出版したのは宮武外骨。強烈な諷刺精神に満ちあふれ、メディアの創成期を縦横無尽に駆け巡った稀代のジャーナリストである。

宮武外骨(1867年、香川県生まれ)は、1887(明治20)年4月に東京で雑文雑誌『頓智協会雑誌』を創刊。以後、“過激にして愛嬌あり”の精神で活躍し、筆禍による入獄4回、罰金15回、発禁処分14回を数えながらも、1,000冊を超える刊行物を残す。また1924(大正13)年には民本主義者の吉野作造らの計らいで東京帝国大学法学部の嘱託となり、翌々年に創設された「明治新聞雑誌文庫」の職員として、主に明治の新聞、雑誌の収集に専念し、1955(昭和30)年に享年88歳で破天荒な生涯を終えた。

本展は、当館が2005年度より開催してきた近代大阪の戯画シリーズ、「笑いの奇才 耳鳥斎!~近世大坂の戯画~」、「明治大阪の錦絵新聞」展につづく第3弾として、大阪のみならず、現在の出版業界、漫画雑誌に多大な影響を与えた、外骨の波瀾万丈な生涯と反骨漢ぶり、彼が遺したユニークな出版物を紹介するものである。

 

関連企画

講演会 「予は危険人物なり -外骨の生涯」
最晩年の外骨と少年時を過ごした監修者が、外骨の生涯を人間味あふれるエピソードとともに語ります。
日時:2008年1月12日(土) 14:00〜
講師:吉野孝雄 (本展監修者)
場所:美術館1F講座室
*聴講無料・要観覧券

対談 「外骨力!」
稀代のジャーナリスト「外骨」再発見の機運をつくった両氏が『滑稽新聞』の表現の魅力に迫ります。
日時:2008年1月19日(土) 14:00〜
吉野孝雄 (本展監修者)*×南伸坊 (イラストレーター)
場所:美術館1階講座室
*聴講無料・要観覧券

*当初予定しておりました赤瀬川原平氏は、体調不良のため、代わりに本展監修者の吉野孝雄氏をお招きし、南伸坊氏とによる対談と変更させていただきました。 2008年1月 伊丹市立美術館


主  催
伊丹市立美術館、(財)伊丹市文化振興財団、伊丹市
助  成
(財)三菱UFJ信託地域文化財団、(財)朝日新聞文化財団

 

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