プチファーブル 熊田千佳慕展
-虫と花を描きつづけた細密画家-

会  期
2010年4月10日(土) - 5月23日(日)
休 館 日
月曜日、5月6日(ただし5月3日(月祝)は開館)
開館時間
午前10時 - 午後6時(入館は午後5時半まで)
入 館 料
一般700(500)円、大高生350(250)円、中小生100(80)円
*( )内は20名以上の団体料金
会  場
伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター

「日本のプチファーブル」と呼ばれ、虫や植物、動物を精微に描き続けた細密画家・熊田千佳慕さん(くまだちかぼ・1911-2009)は、数えで99歳を迎えた昨年2009年8月13日、ご逝去されました。
熊田さんは横浜で生まれ、戦前はデザイナーとして活躍し、戦後は『ふしぎの国のアリス』や『みつばちマーヤの冒険』『オズの魔法つかい』などの絵本挿絵を手がけ、その細かな筆致と徹底したリアルな画法、美しい色彩による表現力が評判を呼び、絵本のみならず花や虫、動物などを描いた図鑑、ファンタジーのシリーズなどの作品を次々と生み出しました。60歳頃からは『ファーブル昆虫記』を描くことをライフワークとし、完成を目指して日々続けられました。花や虫、動物を愛し、「納得するまで描く」という信念のもと筆の穂先を使って昆虫の細かい毛や花の葉脈一本一本まで丁寧に描き続けた熊田さんの99年間は、現代社会で叫ばれる効率化や合理化とは対極にあり、逆に人々の感動や驚きを与えます。
本展では、『ファーブル昆虫記の虫たち』シリーズや絵本などの代表作原画をはじめ、初公開となる図鑑シリーズなど約200点を展示し、生きものたちの息づかいが伝わってくるような熊田さんの細密画の世界を紹介します。

関連企画

◆ギャラリートーク「絵からよみとく虫の世界」
作品に描かれる虫たちの秘密を、伊丹市昆虫館学芸員が詳しく解説します。
日時:4月17日(土)、25日(日)、5月9日(日)、15日(土)
各回午前11時~約1時間
定員20名、聴講無料/要観覧券
協力:伊丹市昆虫館
申込:事前に電話にてお申し込みください。
(先着順/美術館072-772-7447まで)

◆「春の草カフェ」
みずみずしく青味ある生新茶による、この季節ならではのお茶とお菓子をお楽しみください。
日時:5月4日(火祝) 11:00~17:00
場所:旧石橋家住宅1階(美術館隣接)
協力:みどり園
(阪急伊丹駅ビル1階 tel:072-772-3562)
『ファーブル昆虫記の虫たち』より「花まつりのお客さま」
『みつばちマーヤの冒険』より「ペピーのバラのやど」
「森のジュースに集まる虫たち」


主  催
伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター [(財) 伊丹市文化振興財団・伊丹市]、朝日新聞社
共  催
伊丹市教育委員会
協  力
小学館
後  援
NHK神戸放送局

『ファーブル昆虫記の虫たち』より「花まつりのお客さま

『みつばちマーヤの冒険』より「ペピーのバラのやど」

「森のジュースに集まる虫たち」

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