COLLECTION 1 ウィリアム・ホガース “描かれた道徳”の分析

会  期
2016年9月17日(土)-11月3日(木祝)
開館時間
10:00-18:00(入館は17:30 まで)
会  場
伊丹市立美術館
休 館 日
月曜日(ただし9月19日・10月10日は開館、9月20日・10月11日は休館)
入 館 料
一般300(240)円、大高生200(160)円、中小100(80)円( )
( )内は20 名以上の団体割引
兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料
4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)

 

18世紀から19世紀のイギリスでは、出版ジャーナリズムの台頭と銅版画の技術確立によって諷刺版画が隆盛し、数多くの優れた諷刺画家たちが活躍しました。
なかでも、イギリス諷刺版画の根幹にあり、18世紀にて大衆版画を芸術の域にまで高めたのがウィリアム・ホガース(William Hogarth, 1697-1764)です。ホガースは「イギリス絵画の父」とも呼ばれる国民的画家ですが、彼の画業において最も重要とされるのは「描かれた道徳(pictured Morals)」と評される連作版画です。日常生活に密着した道徳的・教訓的主題、小説や演劇のような物語を主体とする表現形式、そして新聞広告を活用した普及方法など、ホガースは連作版画によって大衆を対象とする新しい美術様式を確立したのです。
伊丹市立美術館のホガース・コレクションを紹介する本展では、連作版画を中心とする約50点を展示いたします。最初期の連作版画《ヒューディブラス》1725 / 26年や、「四大連作」と呼ばれる代表作《娼婦一代記》1732年・《放蕩者一代記》1735年・《当世風結婚》1745年・《勤勉と怠惰》1747年に加え、初期の未完成挿絵《ドン・キホーテ》1726年頃、ホガース自身の美術論をまとめた著書『美の分析』の図解説などを分析しながら、イギリスのみならず諷刺画・版画史上においてホガースが残した偉大な足跡を辿ります。

プレス・リリース (1.9MB)

同時開催

「歩く詩人—ワーズワスと芭蕉」
会場:柿衞文庫(美術館隣接)
*上記展の観覧券(料金詳細はhttp://www.kakimori.jp)で「ウィリアム・ホガース展」もご覧いただけます。

次回展予告
「COLLECTION 2 小寺鳩甫展(仮題)」
11月12日(土)〜12月18日(日)
大正から昭和にかけて活躍した伊丹ゆかりの諷刺画家について、初公開作品を中心にご紹介します。
*同展連携として、京都国際マンガミュージアムにて「酒井七馬と小寺鳩甫展」9月8日(木)〜11月8日(火)が開催されます(詳細はhttp://www.kyotomm.jp)。


主  催
伊丹市立美術館[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市]
共  催
伊丹市教育委員会

娼婦一代記・第1図

1732年

放蕩者一代記・第1図

1735年

当世風結婚・第5図(部分)

1745年

 

勤勉と怠惰・第1図

1747年

 

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