会  期
2017年1月14日(土)-3月5日(日)
開館時間
10:00-18:00(入館は17:30 まで)
会  場
伊丹市立美術館
休 館 日
月曜日
入 館 料
一般800(700)円、大高生450(350)円、中小生150(100)円
20 名以上の団体割引あり
兵庫県内の小中学生はココロンカード呈示にて無料
4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60 歳以上、土日祝65 歳以上)

 

 

しりあがり寿(1958-)は、「弥次喜多 in DEEP」や朝日新聞に連載中の「地球防衛家のヒトビト」など独特のシュールなギャグマンガで知られるばかりでなく、近年はエッセイや演劇、音楽、ゲームの分野でも幅広く活躍しています。また国内外の展覧会で墨絵や映像を用いたインスタレーション作品を発表し、アーティストとしても高く評価されています。
いずれの仕事にも通底するのは、現代の世相の暗部を照らし出す批評精神と社会の弱者に寄り添う優しさです。それらをユーモアで包み、唯一無二の世界を創出してきました。東日本大震災後の日本を描いた『あの日からのマンガ』などは記憶に新しいところです。
美術館での初の本格的な個展となる本展では、しりあがりがここ数年強く関心を抱く「回転」をテーマに、 新旧の作品を織り交ぜながら、マンガという枠に収まらない表現者としてのしりあがり寿像に迫ります。グルグルグルグルグールグル♪ やかんから美術作品、映像、日用品まであらゆるものが会場で回り始じめる大規模な新作は必見です。
回転とは何か?
—停滞の美学か、物語からの脱却か、存在の根源か、インスタント存在アップ術か。
ギャグとシリアス、ナンセンスと哲学、サブカルチャーとアートなど様々な境界線上から独自の表現を試みるしりあがり寿の感性が、観る者の脳内を刺激することでしょう。
常識を揺り動かす、この不思議な「回転」をお楽しみください。

      * しりあがり寿 『しりあがり寿の回 ・ 転 ・ 界』 「あとがき」 より

●●●展示構成と見どころ●●●

1 マンガ・墨絵・アニメーション 約70点

1)マンガの代表作原画・イラスト原画
2)墨絵(インスタレーション)
3)ゆるめ~しょん(映像インスタレーション)

記念すべきデビュー作『エレキな春』から代表作『弥次喜多 in Deep』まで貴重な原画を一挙公開。さらに、壁面全体に和紙を貼って描く墨絵インスタレーションやロトスコープの技法を用いたゆるめ~しょんを通して、アーティストとしてのしりあがり寿の活動を紹介します。

2 回転作品(インスタレーション)10点

1)回るヤカン
2)回転派のアトリエ
3)回転派の静物画
4)まわる歴史
5)回転体は行進するダルマの夢を観る
6)赤いネジ
7)回る白昼夢
8)回転道場
9)ピリオド
10)回る地元 *伊丹会場特別出品

ヤカンが回り、アトリエが回り、歴史が、ダルマが、ネジが、そして日常までもが回転しはじめ、会場全体がしりあがり寿ワールドに包まれます。当会場のために新作《回る地元》も制作。
本展の全国巡回は当館が最後です。どうぞお見逃しなく!
*展示構成は実際の展示順と異なる場合がございます。

関連イベント

超講義 世界は回転でできている
菊池 誠 (物理学者/大阪大学教授)、 しりあがり寿ほか
日時:2017年1月14日(土) 午後2時~ 美術館展示室にて
*聴講無料(要当日観覧券)/申込不要
*当日、美術館1階ロビーにお集りください。

スペシャル回転グルグル対談
中沢新一 (人類学者/明治大学野生の科学研究所所長) × しりあがり寿
日時:2017年2月11日(土祝) 午後3時~
会場:美術館1階講座室
*定員100 名/聴講無料(要当日観覧券)/申込不要(当日先着順)

 

プレス・リリース(1.8MB)

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しりあがり寿の現代美術 回·転·展

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主  催
伊丹市立美術館[公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市]、朝日新聞社
共  催
伊丹市教育委員会
協  力
国際ディスプレイ工業、スーパー・ファクトリー

「真夜中の弥次さん喜多さん」口絵 2005

《オレの王国、こんなにデカイよ》2006 横浜美術館での展示風景 撮影:菅谷守良 写真提供:横浜美術館

《ゆるとぴあ》2012
横浜市民ギャラリーあざみ野での展示風景

《回る白昼夢》会場イメージ図 2016

《回るヤカン》2016
撮影:宮島径

《回転道場》2016 映像

 

©しりあがり寿

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