
2017年4月8日(土)-5月28日(日)
夢のような、うつつのような、淡くはかなげな、でも確かにそこにあったイメージの数々。春のコレクション展では、“イメージがうまれるところ”をテーマに、近年収蔵された作品を中心に記憶や物語にちなんだ作品をご紹介します。
2017年7月8日(土)-8月27日(日)
クレヨンや油彩など様々な画材を用いて具象的なモチーフを描きつづける画家・OJUN(オウジュン, 1956- )と、「一木造り」という日本古来の木彫技法によって神秘性ある少年少女を彫りつづける彫刻家・棚田康司(1968- )による二人展。新作を含む約100点の展示や公開制作など、日本現代美術を牽引する両作家の共演をお見逃しなく。
2017年9月9日(土)-10月22日(日)
明治後期に活動した京都の七宝家・並河靖之(1845-1927)は、国内外の博覧会で数度受賞し、帝室技芸員にも選ばれた日本を代表する七宝作家として、欧米諸国でも高い評価を得ました。本展では、並河の七宝作品や下絵、資料など約110点を一堂に集め、草花や蝶など華やかで美しい世界観を紹介します。
2017年11月3日(金祝)-12月24日(日)
作者の林明子(1945年、東京生まれ)は、初めての物語絵本『はじめてのおつかい』をきっかけに『こんとあき』『あさえとちいさいいもうと』など数々の名作を生み出しました。初の大規模展となる本展では、福音館書店の月刊絵本『こどものとも』の創刊60周年も記念し、林明子の代表作から約150点の貴重な絵本原画を一堂にご紹介します。
2018年1月13日(土)-2月25日(日)
今にも動き出しそうなドーミエの人物描写には、様相や特徴のみならず、気どったり、眉をひそめたり、驚いては顔をしかめるパリっ子の素の表情が刻まれ、人間の本質までもが照らし出されています。本展では、『パリっ子のタイプ』など4つの連作から約100点を紹介。ドーミエの技量が冴え渡る数々の「しかめっつら」をご堪能ください。